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2008年11月16日 (日)

大堀恵、『甘い股関節』一万枚達成への道

テレビが普及し始めた頃、大宅壮一が『一億総白痴化』と言っていた。

紙芝居以下の番組を見ている国民は、全員が白痴(当時は差別用語ではなかった)になるのだという。

             

そして皆、白痴になった。

やがては白痴が番組を作るようになった。

今や我々国民は狂気の中でしか存在できないのだ。

            

当初のAKBはステージ優先だったので、みんな楽しかった。

それがテレビと連動してどうなったか。

                

「大堀恵、CDを10000枚売らないと卒業」

などというくだらない企画を立ち上げて面白がっている。

AKBの卒業というのは本来「次の目標へのステップ」だったが、これでは「売れなかったらいらない」という追い出しではないか。

企画自体に新鮮味もない。

この時点で放送作家のレベルが分かる。

                           

めーたんは頑張った。

精神的に不安定になりながらも頑張った。

だが、あからさまにステージで落ち込んでたり、疲れていたりしていて、Kメン全体の士気も下がっていった。

テレビのせいで肝心の公演が疎かになるというのは頂けない。

                   

メンバーも頑張った。

めーたんヲタも頑張った。

僕ですら頑張って買った。

テレビに躍らされていると知りつつも、買わざるを得なかった。

             

その挙句、最終日の豪華メンバーによる手売り。

公演ですら集まらない豪華メンバーの集結には唖然とするばかり。

予めスケジュールを押さえておいたのがよく分かる。

                

そして放送では「AKBの皆に支えられ、遂に一万枚達成」などという感動的な展開になるのだろう。

頑張ってきためーたんやヲタを差し置いて、取ってつけたような感動ストーリーで締めくくられるのだ。

達成できず「もう少しだけチャンス」を懇願するパターンや、皆の反対で卒業取り消し……などという結末も作れる。卒業パターンも作れる。

テレビというのは何とでもできるのだ。

テレビは存在そのものが茶番なのだから。

                       

付け加えるなら、僕はその番組を一度も見ていない。

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